こんにちは、holloです。
今回は僕が普段使っているワイヤレスイヤホンについて書いていきたいと思います。
皆さんはワイヤレスイヤホンは使っているでしょうか? 音質こそ有線イヤホンには敵わないものの、コードがないため、擦れ音や顔を横に動かしても引っかかることのない快適さは有線にはない良さがありますね。
今回の記事はこんな方におすすめです。
- ワイヤレスイヤホンをまだ使ったことがない人
- ある程度の機能が使えてコスパの高いイヤホンを求めている人
- ノイズキャンセリングや外部音取込機能に興味がある人
Soundcore Liberty Air2 Pro(Anker)というイヤホン
今回僕が紹介するのが、Ankerから発売されている「Soundcore Liberty Air2 Pro」です。
Ankerといえば、製品のクオリティの高さとスタイリッシュな見た目、そして何より他のブランドに比べて安価なこともあり、そのコスパの高さが有名なメーカーですね。
現在、Ankerから発売されている代表的なイヤホンが上のようなラインナップです。
今回紹介するSoundcore Liberty Air2 Proはラインナップの中でもSoundcore Liberty Air3 Proに次ぐ上から二番目のグレードのモデルとなります。
大きく分けると、LibertyシリーズとLifeシリーズで分けられます。Libertyシリーズがフラッグシップモデル、Lifeシリーズが安価で手の出しやすいエントリーモデルと言ったところでしょうか。
ハイエンドモデルのSoundcore Liberty Air3 Proとは約7000円程の差があり、1つ下のグレードのものとは約5000円程の差があります。それではこれらの差がどの点で出ているのかを見てみましょう。
それぞれのノイズキャンセリング機能
まず、現行のAnker製品の中でノイズキャンセリング搭載のものはSoundcore 「Liberty3 Pro」「 Liberty2 Pro」「 Life P3」「 Life A2 NC」の4モデルになります。
これらLibertyシリーズとLifeシリーズとでは搭載されているノイズキャンセリング機能が異なります。
Lifeシリーズが一般的なノイズキャンセリング機能であるのに加え、Libertyシリーズには”ウルトラ”ノイズキャンセリング機能が搭載されています。
このウルトラノイズキャンセリング機能というのは、Anker独自のもので、イヤホンの内側と外側に配置された2つのマイクが周囲の音を検知し、周囲の音に合わせてノイズキャンセリングの強さを変えることにより、より遮音性を高めたという技術です。
実際に使ってみると、その遮音性に驚きます。
ノイズキャンセリング機能は専用のアプリで「交通機関」「屋内」「屋外」「カスタム」の4つを選択できます。それぞれの特徴は以下のようになっています。
- 「交通機関」:エンジン音や路面騒音を中心的に低減してくれる
- 「屋内」:周囲の声を中心的に低減してくれる
- 「屋外」:車の音などを中心に周囲の音を低減してくれる
- 「カスタマイズ」:自身でどの音を中心に低減したいかを操作できる
プリセットされた「交通機関」「屋内」「屋外」だけの利用だけでも結構違います。
特に「室内」のノイズキャンセリングは素晴らしかったです。
試しに、パチンコ屋さんにイヤホンをしたまま入ってみたのですが、あのパチンコ屋さんの騒音がほとんどカットされました。聴こえて来るのは近くの台から発せられる効果音や声のみになり、騒音はほとんど聞こえませんでした。
外部音取込機能について
こちらは上で紹介したLibertyシリーズの2つとLifeシリーズの2つのどちらにも搭載されています。
外部音取込機能とは、その名の通り、イヤホンをしたままでも周囲の声や音をイヤホンが拾って耳に伝えてくれる機能のことです。
この機能についてはAnkerのイヤホンに関してはまだまだ弱いらしく、実際に使ってみても、イヤホンを付けっぱなしだと同僚や店員さんの声やアナウンスなど、確実に聞き取りたい場面での使用にはまだまだ不安が残るかなあ、というのが正直な感想でした。
イメージとしては外部の音が電話越しに耳に入ってくるといったイメージです。少しサーっと言った電子音が混じった音が聞こえてくるあの感覚に近いかなあと。
ただ、これも再生している音楽の音を小さめ、もしくは一時的に止めたりすれば、イヤホンを外すことなく利用できるので確実に付いていて便利な機能ではあると思います。
バッテリーについて
次にバッテリーについてです。
イヤホン本体をフル充電にした時、イヤホン単体で最大7時間の利用が可能です(ノイズキャンセリングモードであれば6時間)。
また、イヤホンケース自体にもバッテリーが可能で、ケースも充電させた状態であれば最大26時間までの使用が可能です。
7時間ずっと付けっぱなしということはあまり通常利用では考えにくいので、ケースに入れておけば1日中の使用することは問題ないバッテリー駆動量だと思います。
また、充電がなくなっても15分の充電で約3時間の利用が可能になるため、バッテリー切れをした時もすぐに再び使い始めることが可能です。
また、公式HPではあまりフィーチャーされていませんが、ワイヤレス充電にも対応しています。
僕がこれまでに使っていて、充電が切れて使えないという状況になったことはこれまでにありません。
バッテリー部分に関しては問題なく、安心して使っていただけるだけの容量があると思います。
また、バッテリー容量は本体部分の正面部分が光ることで容量を教えてくれます。僕は点が一つになった時を目安に充電しています。一目で充電の目安がわかるのも嬉しいポイントです。
ケース本体の見た目、使用感
では機能面の説明はここまでにして、見た目について見ていきましょう。
ケース本体はころんと丸みを帯びたフォルムで可愛らしいです。プラスチックでできていますが、艶消し加工がされており、手に持つとプラスチック特有のつるつるとした質感ではなくしっとりとした触り心地で安っぽさがありません。形と相まって自然と手に馴染み持っていて手触りがいいです。
また、カラーリングも絶妙です。僕はブラックを購入しましたが、単純な黒というよりも光によってはどことなく紺色を感じる「ブルーブラック」という感じで高級感があります。個人的には1万円台のイヤホンが出す雰囲気としては、他のメーカー以上に良い仕上がりになっているのではないかと思います。それくらいの高級感です。
加えて、蓋の仕様も気に入っています。本体上部を縦方向にスライドさせるだけで開閉が可能です。スライド式を採用することによって片手で開閉が可能になり、また、蓋部分を無くすことがないので、この方式はかなり使い勝手がいいです。
正直、ケースの質感と仕様だけでこのイヤホンを買って良かったと感じるほど完成度が高いです。
イヤホン本体の見た目
次はイヤホン本体の見た目です。
いわゆるカナル型と言われるタイプで、耳の穴の中に音が出る部分をぐっと差し込んで入れるタイプです。
本体のサイド部分にはノズルが伸びていて、この部分を触れるパターンで音量の上げ下げ、曲の停止と先送り、ノイズキャンセリングモードと外部音取込モードの切替などの操作が可能です。この操作は専用アプリでカスタマイズも可能です。
ダークグレーのメタリックカラーでこちらも本体同様、高級感のある見た目をしていて好印象です。ただ、個人的にノズル部分の「soundcore」の文字はなくても良かったかなあ、と…。細かいですが。
高いカスタマイズ性
最後にこのイヤホンのカスタマイズ性の高さについて書いていきたいと思います。
このイヤホンでカスタマイズできるのは細かいものも入れると以下の
- ノイズキャンセリング
- タッチによる操作
- 専用アプリによるイコライザ調整
- 純正で付属される9種類のイヤーチップ
「1」、「2」については前述済みですので「3」と「4」について見ていきましょう。
まずは「3」です。
イヤホンを購入すると、専用のアプリに登録を求められます。このアプリでイヤホンの装着具合のチェックやノイズキャンセリングのモード設定、タッチによる操作の指定などができます。
その中でも大きな役割の一つがイコライザー調整です。
アプリ内の調整メニューで高音から低音まで、どの音の出力を高めるのかを指ひとつで簡単に調整できます。
また、細かい調整が分からない人にも、事前にジャンルに合わせた調整がすでにされたものがありますので安心です。また、海外の有名アーティストが調整したものも登録されています。プリセットされているものでそれぞれ聴き比べる、自分の好みに合ったものを選択するだけでも十分使えます。ちなみに僕のお気に入りはプロフェッショナルの中にある「Daya」です。低音が効いていて迫力のあるサウンドが楽しめます。
続いて「4」についてです。パッケージを開封すると、本体が設置されているその裏側に…
なんとこんなにたくさんのイヤーチップが付属しています。これオプションではなく、全て初めから付属されている純正のものです。サイズはXXXS〜L+までの9種類×2(両耳分)で、自身の耳の装着感に合わせて好みのものを選んで使うことができます。9種類もあれば、きっと耳の大きさに合ったものが見つかるはずです。専用アプリで装着感テストもできるので、選んだものが耳に合っているのかの確認もできます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
ノイズキャンセリングや外部音取込の機能が揃ったワイヤレスイヤホンだと代表的なものはSONYの「WF-1000XM4」やAppleの「Air Pds Pro」などが思い浮かぶ方が多いのではないかと思います。それらのハイエンドイヤホンは3万円程度もしますが、今回紹介したLiberty Air Pro2はそれらの半額以下で購入可能です。
一通りの機能と見た目を兼ね備え、手の出し易いイヤホンとしてLiberty Air Pro2はとてもおすすめです!今回の記事をお読みいただき、気になった方はチェックして見てください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回の記事でもよろしくお願いします。
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