皆さんこんにちは。今回は新しいスニーカーのレビューをしていきたいと思います。
タイトルにもある通り、new balance 990 のレビューです。では、早速いってみましょう!

“990”というモデル

レビューの前に「990」というモデルの説明を簡単にしていきたいと思います。
ニューバランスのスニーカーにはモデルに数字が使われています。「996」「2002」などですね。
数字ごとに意味があり、分かる人が見るとモデル名につけられた数字である程度、どういった機能や目的のものなのかが分かるようになっています。
990とはその中でもその時代の最先端のテクノロジーを搭載し、ニューバランスを代表するモデルという位置付けとなっています。「1000点満点で990点」のキャッチコピーを掲げ、1982年にオンロード用のランニングシューズとして誕生した歴史があります。当時のランニングシューズとしては前例のない100ドルで発売された990V1でしたが、高水準のクオリティにより、多くのランナーに受け入れ大ヒットしたと言われています。
V1から始まった990は、数年ごとにモデルチェンジごとを重ね、2022年にV6まで登場しています。
990V6 の見た目
次は実際に990の外観を見ていきましょう。

上から。

横から。横から見ると、ソールの分厚さがとてもよく分かります。見ただけで履き心地が抜群に良いであろうことが容易に想像することができます。また、後方から前方にかけて流れるような流線型を描いており、この分厚さがありながらも野暮ったさを感じさせないデザインとなっています。

踵部分。「MADE IN U.S.A.」と国旗が所有欲を満たしてくれます。

アッパー。ニューバランスのシューズはスウェード、合皮、メッシュなどの複数の素材が使われており、それらが絶妙な配分と配置で「これぞニューバランス」というデザインを作り上げています。
一見野暮ったく見えがちなニューバランスのシューズですが、この作り込まれた複雑さとバランスによって「ダサい」と「かっこいい」を紙一重で両立させているように思います。これにより、他のシューズメーカーには見られない独自性を築き上げています。
分かりやすいアッパーのデザインだけでなく、細かい点も見ていきましょう。

踵付近には「990」の文字



いかがでしょうか。NBの中でもリリースが新しいということもあり、より洗練された印象です。ソールのボリュームも履いてみると思ったよりも気になりませんし、先述した通り、流れるようなデザインが野暮ったさを中和しているように感じます。
ただ、SNSやYouTubeではどうやら賛否あるデザインのようで、やや驚きました。
とはいえ、個人的にはNBのダサカッコよさと洗練された印象が上手くまとめられた一足だと感じているので、デザイン的には満足しています。
機能面
デザインの次は機能面についても触れていきましょう。
①ソールについて

990V6の機能の目玉としては、ソールに「ENCAPミッドソールクッション」と「FuelCell(フューエルセル)」を使用している点です。それぞれ以下のような特徴があります。
【ENCAPミッドソールクッション】
EVAフォームとポリウレタンの2層構造を組み合わせたミッドソールで、衝撃吸収性とサポート性を両立させています。足への衝撃を効率的に吸収し、長時間の使用でも疲れにくい設計の素材。
【FuelCell】
ブランドが開発した革新的なクッション技術で、最大の特徴はエネルギーリターン性能です。特殊なフォーム素材を使用しており、足が地面に着地した際に吸収されたエネルギーを反発力として返すことで、より効率的に次のステップに繋げることができます。これにより、ランナーは疲れにくく、長時間のランニングでも快適さを維持できます。
このように2種類のソール素材を組み合わせ、足への負担軽減と次の一歩を踏み出す反発性を両立させ、抜群のある着心地を実現しています。
②軽量化
990V6はこれまでのシリーズよりも軽量化に成功しています。直近シリーズの重さは以下の通り。
シリーズ | 重さ(27cm・片足) |
990 V4 | 約320g |
990 V5 | 約355g |
990 V6 | 約305g |
V5と比べると「50g」も軽くなっています(両足で100gも!)。たかが、50gと思うかもしれませんが、毎日数千回足を持ち上げ、歩くとなると50gはなかなかに大きいはずです。実際に手で持ってみてもソールのボリューム感からは想像できない軽さに驚きました。
私がこれまでに履いてきたNBの他のモデルとも比較してみました。
シリーズ | 重さ(27cm・片足) |
996 | 約280g |
2002 | 約350g |
1906 | 約340g |
やや細身でソールの厚さが他よりも薄いため、996シリーズの方が軽いですが、それにしても25gしか違いませんし、他のシリーズよりも圧倒的に軽いことが数字でも分かります。
ちなみに、当然ですが990 はGORE-TEXのような防水機能はついていません。防水対策のために私はスニーカーを購入した直後に以下の防水スプレーをかけるようにしています。多少の雨であれば弾いてくれるようになりますし、汚れもつきにくくなるようです。値段も高くないのでおすすめです。
サイズ感
最後に990のサイズ感について触れていきます。
ニューバランスには足の長さだけでなく、横幅についても数種類のパターンが用意されています。

990は上記の中で「D」に当てはまります。(私がこれまで履いてきた「996」「2002」「1906」シリーズも同様のサイズ)
やや甲高・幅広の足である私は普段、27.5cmのスニーカーを履いていますが、そのまま27.5cmのサイズを履いてもちょうどでした。
終わりに
いかがでしたでしょうか。これまでもニューバランスは比較的人気のモデル(996、2002、1906)を履いてきましたが、今回紹介した990はその中でも少し特別なモデルでした。
ニューバランスのフラッグシップモデルということもあり、値段はやや高いのですが、その価格に見合う機能と満足感を得ることができました。
これから春にかけてガンガン履いていき、その良さを実感していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。次回の記事でもよろしくお願いします。
【追記 2025.3.25】
記事を書いた翌日、実際に990を履いて出かけました。Apple Watchの記録によると、歩いた歩数は約12000歩ほど。距離にして約9.7kmでした。日本人の平均歩数が男性で6793歩ということでしたので、それの約2倍は歩いたことになります。
まず、結論から言うと「疲れにくい」のは確かだと思います。歩き終えたあと、1日たくさん歩いたなー、と足にかかるだるさのような疲労はほとんど感じなかったです。
次に、歩いている最中の感覚ですが、ソールは「やや硬め」のように感じました。
今回、ソールにFuelCellという新素材を使用しています。先述したように、この素材の特徴はエネルギーリターン性であり、着地の際の衝撃吸収性ではないようです
決して足が地面に着地した際に、ストレスや突き上げるような反発性があるわけではありません。2002や1906に搭載されている「N-ERGY(エナジー)」のような弾力性に優れた素材ではないため、それらを履き慣れた人からすると「やや硬め」と感じてしまうかもという話です。
また、これは個人的な感覚の話なので参考程度にして欲しいのですが、歩いているとソールがやや半楕円のような形をしているように感じました(つま先と踵部分が先端にかけて上に上がっているようなイメージ)。つま先が丸みを帯びているため、足の着地の後、転がるように足が前に出ると言ったら良いでしょうか。
歩きやすさを追求した結果、このようなソールの形をとっているのだと思いますが、人によっては歩き心地にやや不安定さを感じる人もいるかもしれません。
以上、1日歩いてみての感想でした!
繰り返しになりますが、長時間歩いても疲れにくいですし、私個人としては歩き心地は悪いとは感じませんでしたのでおすすめできるシューズであることに変わりはありません!
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