こんにちは、holloです。今回は今年３月に購入し、出かける時は常に使用していたMantis2の長期使用レビューをしていきたいと思います。
Mantis2については以下の記事で紹介していますので、併せてお読みいただけると嬉しいです。
では、早速いってみましょう！
Mantis２を使っていて良かったと感じたところ
まずは使っていて良かったと感じる点から。大きく以下の点が良かったなと感じる点です。
- ちょうど良い収納力と大きさ
- 体へのフィット感が良い
- 内側の仕切り、前側のセカンドポケットが使い易い
では１つずつ説明していきたいと思います。
１点目：「ちょうど良い収納力と大きさ」ですが、これは購入した際のレビューにも書いた通り、通常のお出かけに必要なものは基本的に全て収納可能です。具体的には財布、鍵、エコバッグ、イヤホンを入れています。
これらの物は全てぎゅうぎゅうに押し込んだりするようなことなく収納可能です。私はコンパクトタイプの財布を使っていますが、長財布でも収納できると思います。普段の買い物やお出かけはもちろん、小型なのでコンビニなどへのちょっとした買い物にも取り回し易く、かなり汎用性は高いバッグだと感じています。
収納力とは別に、洗練されたシンプルでスタイリッシュなデザインなのでどんな格好にも合わせやすいのもかなり気に入っています。
２点目：「体へのフィット感が良い」ですが、これはバッグ本体だけを見ただけでは気がつきませんでした。
ドローコードを調整し自分の体に合わせるとしっかりと体にフィットし、活動していてもバッグが動いてずれてしまうということがありません。と言うのもドローコードとバッグ本体をつなげる部分が少し変わっていることがその理由だと思います。画像を見ていただくと分かりやすいと思います。
ご覧の通り、バッグの隅にドローコードが吊るされているような作りとなっており、バッグの隅部分が引っ張られることで体へしっかりと密着してくれるような形状になります。
以前使っていたマンハッタンポーテージのバッグはドローコードがそのままカバンに縫い付けられており、そのためカバンと接合部に多少の厚みと硬さが生まれ、体に密着する部分が点でしかありませんでした。一方、マンティス２の形状はコードとカバンの干渉が最小限で、それぞれが独自に動けるので、このような快適性が生まれているのだと思います。
最後は３点目：「内側の仕切り、前側のセカンドポケットが使い易い」です。マンティス２には全部で３つのポケットがあります。前面部分の２ポケットと背面に搭載されているスマホ用のスラッシュポケットです。背面のスマホ用ポケットについては後述するとして、前面のポケットについて書いていきます。
まず前面側下段ポケットです。私はこちらのポケットにはティッシュやフェイスペーパーなどの薄めのもの収納しています。形状的にあまり立体のものが入る作りになっていないので、ティッシュやチケットなど、小さく、且つ他のものと併せて入れてしまうとくしゃっと折れ曲がってしまうような物専用として活用しています。
そしてメインの前面側上段ポケットです。このスペースに最初に挙げた財布などを収納することになります。このスペースには仕切りが一枚あり、メインポケットの中でも前後にものを分けることができます。
とは言え、均等に半分に仕切られている訳ではなく、後ろ側の収納は少し薄めのスペースとなっています。私はこの後ろ部分には立体だけれど、そこまで使う頻度の高くないモバイルバッテリーやケーブルなどを収納しています。
この仕切りがあることで、メインポケット前部分＝使用頻度の高いもの。メインポケット後部分
＝ある程度大きさがあるけれど使用頻度の高くないもので分けることができ、使い勝手の良さを感じました。
Mantis２を使っていてイマイチだと感じたところ
次はイマイチだなあと感じた点を挙げていきたいと思います。
- いざという時の収納力が弱い
- 背面にあるスマホ入れはほぼ使わない
- 街中でかぶる
１点目：「いざという時の収納力が弱い」。これはコンパクトさと引き換えですね。最低限必要な物を入れることはできますが、逆を言うと最低限の物を入れたらそれだけでバッグ内の結構なスペースを埋めてしまいます。
例えば、買い物などをして買ったものを入れようと思うと、500ミリのペットボトル程度のものは入りません。500ミリのペットボトル単体であればギリギリ入るとは思いますが、財布など、すでにものが入っている場合だと厳しいです。あくまでも身の回りの持ち運び物を収納しておくものという意識でいる方が良いと思います。エコバッグをMantis２に入れておき、買ったものはそちらに入れるというスタイルが一番安定すると思います。
Mantis2：縦19cm×横24cm×マチ6cm
この点は以前、購入した時に比べたマンハッタンポーテージの方が収納力は圧倒的に上ですね。
２点目：「背面にあるスマホ入れはほぼ使わない」。これは正確には「使えない」というのが正しいかと思います。私は現在iPhone13を純正レザーケースを装着し使っているのですが、このサイズはこのポケットには入りません。
現状スマホにはケースをつけている人がほとんどだと思います。ケースをつけるとどうしてもスマホの大きさは大きくなってしまうもの。この背面スマホ入れはケースをつけたスマホには対応していないため、使える人はあんまりいないのではないかなあと思いました。
とは言え、カバンを身につけていると、このスマホ入れの位置はお腹の少し上あたりにくるので、この状態で使おうとすると、ポケットの位置が少し高いため出し入れがしにくく、ポケットの大きさがスマホのサイズに合っていたとしても活用しないかなとも思いました。
３点目：「街中でかぶる」。これは正直、人によるとは思いますが、これまで５ヶ月間私がMantis２を使ってきて、街中で同じものを使っている人見たのは計４回ほどです。ARC’TERYXというブランドはアウトドアブランドの中でもノースフェイスほど認知度が高くないからこそ、差をつけられると考えていたので、これほど多くの人がMantis２を使っているというのは驚きました。
ただ、これもブランドが出している製品である以上は同じ製品を使う人は必ずいますので、あまり気にしすぎてもキリがないのかなとも思います。アークテリクスの製品はシンプルなデザインなので、かぶったとしても目立たないので、そこまで気にしすぎなければあまりマイナスな要素ではないのかもしれません。
終わりに：総評
いかがでしたでしょうか。ある程度の期間使ってみての正直な感想でした。
イマイチな点も書きましたが、総合的に考えると、大きさや作り、デザインなどあらゆる点でかなり使い易いバッグで購入して良かったと思っています。イマイチな点として挙げたものもそこまで大きなものではなく、使い方によっては特に気にならない程度のものでしたし、迷っている人は購入して間違いないと思います。
リリース直後はなかなか購入できないようでしたが、最近では再販などもされ、購入しやすくなっているようです。気になった方は是非チェックしてみてください。
2022.11.18 追記：マンティス２ですが、どうやら最近デザインがアップデートされたようです。以前まではブラックにシルバーの刺繍で向かって右側隅にロゴが入っていましたが、新型のものは正面にロゴが配置されています。また、刺繍がブラック×ゴールド（オレンジ）になっていて、少し前にBEAMSとコラボした際の配色と似た形になっていました。色展開も増え、今期のモデルにはブラックの他にブラックサファイア、グラファイトも登場しています。
旧型をまだ販売している店舗もあるようですが、時期になくなると思いますので、旧型のものが欲しい場合は急いだ方が良いかもしれません！
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。次回の記事でもよろしくお願いします。
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