こんにちは、holloです。
今回の記事では雑談メイン、好きな人も多いであろうAppleについて書いていきたいと思います。
iPhoneやMac、Apple Watch、iPadなど、数々の魅力的なプロダクトを生み出してきたApple。
Apple製品が好きという人も多いのではないでしょうか。日本人は特にAppleが好きと言われていたりしますよね。
魅力的な製品ばかりに目がいきがちですが、Appleという企業そのものもとても魅力的なのでそちらも知ってみることでよりApple製品が好きになると思います。
というわけで今回は製品紹介ではなく、Appleという会社の考え方について書いていきます。
Appleという会社
Appleという企業はご存知、アメリカに本社を置く、世界最大のテック企業です。世界の超巨大企業の総称として呼ばれる、GAFAの中にもその名を連ねています。
1976年に「スティーブ・ジョブズ」「スティーブ・ウォズニアック」「ロナルド・ウェイン」の3人で創業されました。一番最初はジョブズの自宅のガレージから始まったと言われていますね。
ちなみに、面白いのがシリコンバレーの伝説的な超巨大企業はガレージから創業を始めたことで有名らしいです。例えば、Google創業者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンはガレージで検索サービスをはじめたと言われていますし、大手PC企業のHP(ヒューレッド・パッカード)もパッカード家のガレージでそのHPを作ったと言われています。
現在では超巨大企業にまで成長したAppleですが、一時は赤字が8000万ドルに達したり、カリスマ的存在のS・ジョブズの辞職など、全ての物事がトントン拍子ではなかったというのは有名な話ですね。
現在はCEOのティム・クックがその手腕を発揮し、2018年にはアメリカの上場企業として初めて時価総額1兆ドルを超え、そのわずか2年後には時価総額2兆ドルに達しました。2021年には世界で最も価値のある企業となっています。
Apple Value 6つの価値観
さて、話題を変えて、Apple Value(6つの価値観)というものをご存知でしょうか。
2017年にApple CEOのティム・クック氏が掲げたApple社が製品生産や製品に対して付与する価値観です。以下の6つです。
・アクセシビリティ:テクノロジーはすべての人に利用可能なものであるべきだと考える。
・教育:質の高い教育を誰でも受けられるようにすべきだと考える。
・環境:製品のデザインと製造過程において、環境に対する責任を果たす。
・多様性(ダイバーシティ)と包括性(インクルージョン):多様性のあるチームが革新を可能にすると考える。
・プライバシーとセキュリティ:すべてのアップル製品は、顧客のプライバシーと安全を徹底的に保護するためにデザインされている。
・サプライヤー責任:サプライチェーンで働く人々を教育し、その成長を支援し、最も貴重な環境資源の保護に取り組んでいく
これらの価値観はApple CEOのティム・クックが殊勝なクリスチャンであること、テック企業の経営者としては珍しく大学で「倫理学」を学んだこと、彼自身が企業を使って善行を促進する、という考えを持つ人物であることからくるものなのかもしれません。(生み出したプロダクト自体がに価値があり、世界への貢献に繋がっている的な考えのスティーブ・ジョブズとは真逆的な考えなのが面白いところですね。)
また、ティム・クックはワシントン大学の卒業式の訓示で「良いことをすることと、良い成果をあげることのどちらかを取るかで悩んではならない」という自身の信念を表明したり、シンクタンクメンバーがサスティナビリティ・プログラムがAppleの収益に及ぼす影響について検討を求められた時、「Appleのデバイスが視覚障害者にも利用できるように改良する際、忌々しい投資利益率(投資に対してどれくらいの利益を上げられるのか)なんてものは考慮していない」と話すなど、その高潔さは他の巨大企業のCEOとは一線を画していると言ってもいいでしょう。
ティムさん、かっこいいですよね。というか優しい。Appleという企業を用いて、世界をより良いものにしようとしているのが伝わますし、その信念の下で企業活動をしているのがブレていない。
このようにAppleはティム・クックを中心にその企業としての活動を通して、世界をより良い方向へと変えるべき日々、世に素晴らしいデバイスを送り出しているわけですね。
最後に
いかがでしたか?
Appleと言うと、iPhoneやMacBookなど、デバイスそのものの素晴らしさに目が行きがちですが、企業としての考え方もとっても魅力的だと思いませんか?
僕自身、Appleの製品以外の部分を知ることでAppleデバイスがもっと好きになりましたし、Appleを応援することで、世界が少し良くなっていくんだと考えることができるようになり、応援したい気持ちが強くなりました。
今後もいずれAppleという企業についての記事を書いていければと思います。
現在僕が読んでいる以下の本にはAppleという企業、ティム・クックという人物についてより深く書かれています。S・ジョブズのようなカリスマとは違った謎の多いティムさんを知ることができるとても興味深い本です。是非、興味を持った方は読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回の記事でもよろしくお願いします。
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